築炉とは

〜製造業のものづくりを支える縁の下の力持ち〜  

「築炉」という仕事をご存じでしょうか?あまり聞きなれない、聞いた事がない方も多いのでは?
炉とは金属などを加熱、溶解させて加工したり、燃料を燃焼させたりするための装置です。その炉を設備を建設・整備することを「築炉」と言います。

製造業にとって不可欠なもの

自動車や鉄道、船舶や航空機といった日本の高度経済成長を牽引してきた産業において鉄は欠かせない原料です。
鉄鉱石から銑鉄を作り出す高炉は、製鉄所のシンボルでもありました。高炉以外にも炉の種類や規模は様々で、ビルの鉄柱や機械、飲料缶などの材料を生み出す炉、熱を水蒸気や温水に換えるボイラー、廃棄物の焼却炉、陶器を焼く窯など、製造業にとって炉は不可欠です。

製品の出発地点から最終地点まで

炉は、製品の材料となる鉄を溶かすだけではなく、製品としての使用を終え鉄くずとなったものを再び溶かして再生するためにも必要です。炉は全ての製品が生まれる原点であり、最終地点。炉は製造業の根幹を支える重要な設備です。

製鉄所の高炉
膨大な量の鉄を生産し、日本の高度経済成長を支えた高炉

木くずボイラー
廃材である木くずが、新たなエネルギーとして別の商品として生まれ変わる場所。

さまざまな炉

炉にはさまざまな種類が存在します。通常の場合は築炉職人はそれぞれの専門分野に特化しますが、ハヤシチクロは様々な炉を引き受けて参りました。その結果として、得意分野に限定さらず、幅広いニーズに対応することが可能となっています。

焼却炉

家庭や会社などから排出されるゴミなどを燃やす炉。

誘導炉

自動車、機械、あらゆる商品の原点で鉄、ステンレス、銅などを溶かす炉。

アルミ炉

身の回りにあるアルミ製品の原点でアルミを溶かす炉